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4つの手間隙をかけた、本当に美味しいカレーの作り方

料理を趣味にする方も多いと思いますが、本当に美味しい料理を作るために行いたいのが「手間隙」をかけることです。時間をかけてじっくり料理することにより、最高の美味しさを引き出します。

そこで今回は、4つの手間隙をかけた、本当に美味しいカレーの作り方を紹介します。美味しさの「格」が段違いに上がりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

本当に美味しいカレーの作り方

1 玉ねぎを炒め・薄切り2種類作る

炒め玉ねぎ・薄切り玉ねぎの2種類用意しましょう。

 

☆炒め玉ねぎ→コク・甘味を出す
☆薄切り玉ねぎ→シャキシャキの食感を出す

 

炒め玉ねぎを作るためには、実のところ30~40分ほど弱火で炒める必要がありますが、その手間隙をかけた分の美味しさを引き出すことが出来ます。(時間を短縮したい場合は、市販の「炒めたまねぎ」を使う方法もあります。)

 

2 煮込む前に「肉」だけを炒める

まず具材を煮込む前に、肉だけを炒めましょう。

 

焼くことで肉のうま味を閉じこめる効果があります。

ジャガイモやニンジンといった野菜を先に炒めない理由は、野菜の食感を残すためです。野菜と肉を一緒に炒めてしまうと野菜の水分が飛んでしまい、食感が損なわれます。

 

3 煮込むときは終始「弱火」

カレーの材料を煮込むときは弱火でじっくりと煮込みましょう。

弱火だと時間はかかりますが、これには3つの理由があります。

 

3-1 乳化

カレーを弱火で料理する1つ目の理由が「乳化」です。

カレーを煮込む際、70~80℃の弱火であると「乳化」という水と脂がマッチする現象が起きるため、カレーにまろやかさが生まれます。

 

3-2 肉を柔らかくする

2つ目の理由が「肉の食感」です。

肉に関しては、高温で煮込むと固くなってしまいます。トロトロの肉を作るためにも、弱火でじっくり煮込みましょう。

 

トロトロになりやすく、カレーに合うおすすめの肉は以下の通りです。

☆牛肉→モモ・タン・牛スジ
☆豚肉→バラブロック
☆鶏肉→モモ(皮は外す)

※シーフードの場合は、「ルーを入れる直前」に入れてください。シーフードは弱火であっても煮込むと固くなってしまいます。

 

3-3 野菜の食感を残す

3つ目の理由は、野菜の食感を残すためです。

 

弱火で野菜をじっくり煮込むことにより、ジャガイモ・ニンジンは長時間煮込んでもホクホク、玉ねぎはシャキシャキ感を残すことができます。

 

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4 カレールーは「火を止めて」入れる

カレールーは「火を止めて」から入れましょう。

カレールーは、熱が加わると溶けにくい特徴があります。そのため一度火を止めて、ルーを溶かしてから再度弱火にして、とろみがつくまで煮込みましょう。

 

4-1 カレールーを選ぶポイント

カレールーを選ぶポイントは、有名メーカーであれば「値段」が高ければ高いほどグレードが良いです。値段が高いルーほどスパイスの種類がグレードが高く、フォンドボーなどの「コク」が入っているためです。

 

例:ハウス
ジャワカレー>バーモントカレー>こくまろカレー

 

4-2 「異なるメーカー」のルーを複数加える

また、簡単に「複雑さ」を出す方法として、異なるメーカーのルーを数種類使うこともオススメです。実は、スパイスは「産地」によっても味が異なるため、異なるメーカー(原料の産地が異なるスパイス)を使うことで、複雑な味を出すことができます。

 

※ カレーで有名な海上自衛隊のカレーも、4種類の異なるメーカーのルーを加えていました(鉄腕ダッシュより)。

 

手間隙をかけて料理する。カレーを最高に美味しくするコツ

本当に美味しいカレーの作り方 まとめ

1 炒め・薄切り玉ねぎの2種類作る
2 煮込む前に肉だけを炒める
3 煮込むときは終始弱火
4 ルーは火を止めて入れる

+α ルーのグレードを意識する・異なるメーカーのルーを複数使う

 

これらの手間隙をかけることにより、肉の柔らかさ・野菜のホクホク感・玉ねぎのコク・ルーのとろみ具合が段違いに良くなります。少し時間はかかってしまいますが、時間を書けた分の美味しさを引き出すことができるため、ぜひお試し下さい。

 

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